愉しかった場所〜俺を感じてくれや〜 |
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大沢の坊主岩〜アノカタチ〜
三木市吉川の郷には、それはうまいアイスクリーム屋がある。ド田舎の農村にポツンとあるので、知っている人しかしらない店である。
この日は、アイスを食ってから坊主岩を見に行こうという事になった。
神戸市北区大沢町
エッサエッサチャリを漕ぎ、たどり着くと、定休日や。
暑くてアイスが食べたかったのにまいった。
アイスを諦めて、そのまま坊主岩を目指した。
アイス屋裏手のあぜ道を東へ進む。
ただの林道と思っていたが、それなりに峠越えだった。
郷を一望出来る高さで、見下ろせば収穫前の山田錦の稲穂が黄金に輝き、柔らかな秋の風は頬をなぜた。眼を瞑れば、懐かしい、平野村の情景が瞼に浮かび、いつか三人で散歩をした、夕暮れのあぜ道を思い、望郷の念に駆られた。
峠を越えると、大沢(おおぞう)という部落が現れる。神戸と云うもの、戦後になって神戸市に編入された、とても神戸とは思えないほど日本の原風景を今に留めた村である。

さて、坊主岩は、峠を降りてすぐの場所にある。
とは云へ、民家脇の竹林を分けて200メートルほど登って行く。
しばらく人の入っていないのか、至る所に蜘蛛の巣が張り巡らされて、進むのに苦労した。

道中、猛毒蛇のヤマカガシが足元を這っていた。連れは素足にスリッパの有り様で、蛇を踏まないかヒヤヒヤしながら登っていく。長い200メートルの竹林を登り、ようやく坊主岩に到着。

エリンギにしか見えない。しかも思ったよりデカい。その名の由来は、僧侶が立っている姿に見えるからだそう...それにしても、エリンギの立ち姿に見える。おそらく長い年月をかけて、自然とこの形になったのであろう。なにか神聖な地として祀られているようであった。林道はまだ続いていたが、次の目的地へ行く予定があり、探索はここで終わり、来た道を戻った。
あゝ、大沢の郷。何処までも静かなり。
「最終訪れ日・2024年10月2日の様子」
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